QA

本サイトでは、IoTやFabといった現代技術を障害福祉の現場に生かすなかで、技術者・福祉関係者双方の視点から見える、課題や疑問・アイデアなどを可視化。ここでは、各地の取り組みから生まれる知見をQ&A形式で紹介します!

キーワードで絞り込む

Q

このサイトってなに?

A

奈良の福祉施設「たんぽぽの家」が主宰となり、
全国各地で進められているIoTとFabと福祉の実験的な取り組みを紹介しています!

2017年、一般財団法人たんぽぽの家が主宰し、各地でスタートした障害福祉×現代技術(特にIoTとFab)の実験的な取り組み「IoTとFabと福祉」。初年度は、山口県、福岡県、岐阜県、奈良県を舞台に、社会に変革をもたらす技術やそのツールを用いて、障害のある人の個性を生かす新たなしごとづくりを考え、はたらきやすく・心地よい環境をつくるため、これからの“福祉と技術の関係づくり”を進めています。本サイトでは、各地の取り組みの状況を伝え、現場で見えてきた課題、培われた知見をストック。それらを発信していくと同時に、現代技術や障害福祉との関わりを1歩進めるための窓口機能を担っていきます。

主催: 一般社団法人たんぽぽの家
助成: 日本財団

サイトについて Fab IoT 福祉

Q

えーっと、IoTってなんだっけ?

A

“もの”自体が今ある状況を分析し、
 インターネットを介して連携する技術です!

IoT(Internet on Things)は、私たちが日々生活している環境を、インターネットを通してつなぎ、よりよくしようという提案のひとつです。

これまでインターネットにつながっていたのは、パソコンやスマートフォン、ゲーム機などのデバイスでしたが、近年時計やメガネ、ペンなども連携し、さまざまな生活スタイルが生まれています。

たとえば、

  • 鍵の閉め忘れを教えてくれて、さらに自ら閉めてくれるドア
  • 土の中の水分量を基準に水をあげるタイミングを教えてくれる植木鉢
  • 毎日の栄養計算や好みのレシピをふまえて食材を注文してくれる冷蔵庫
  • 清掃のタイミングを知らせてくれるペット用のトイレ

などなど、なんだか、ちょっと便利そうですよね?
IoTは、私たちの日常を下支えし、豊かにしていく可能性のある技術なのです!

IoT

Q

Fab(ファブ)って、どういう意味?

A

あらゆるものづくりに関わる行為の総称です!

Fab(ファブ)は、「Fabrication=ものづくり」と「Fabulous=楽しい、愉快な」の2つの意味が含まれた造語で、あらゆるものづくり行為の総称です!

そのなかで近年レーザーカッターや3Dプリンタなど、コンピュータと接続された工作機械によって素材を成形する技術「デジタルファブリケーション」が注目されています。

データ化された設計図や素材の扱い方、レシピをインターネット上に公開することで、世界中のつくり手と、ものづくりのプロセス、もののアップデータを介したコミュニケーションが生まれています!

Fab

Q

Fab(ファブ)の技術を使って、どんなことができるの?

A

誰もが同じデータを出力できる利点を生かして、張り子商品を開発!

たとえば、奈良の「Good Job! センター香芝(以下、GJ!センター)」では、常設されているデジタル機器のひとつ、3Dプリンタを用いて、障害のある人の手仕事となるオリジナルの張り子商品「グッドドック」をつくっています。GJ!センターの利用者がつくった張り子作品を3Dスキャンでデータ化し、その造形をもとにスタッフ・技術者・デザイナーが商品を設計。張り子の芯を3Dプリンタで出力し、その上に紙を貼り付け、着彩していく製作工程を含めて開発しました。

一度に多くの数をつくる場合は、近隣の福祉施設へ3Dプリンタの出力を依頼し、製作工程を分担。無印良品が年初めに販売する「福缶」の一部商品を製作するなど、仕事の幅も広がりつつあります!

とはいえ、メンバーの状況によってつくることのできる数も変わるため、スタッフが半年くらい先を見越してマネジメントしながら、納品に向けて無理のないスケジュールで製作を進めています。

Fab

Q

現在の福祉って、どんな状況にあるの?

A

障害のある人の就労状況を見直し、
 多様なはたらき方を模索中です!

福祉の世界では、障害のある人は約788万人いるとされ(2013年度厚生労働省調べ)、そのうち従業員5人以上の事業所に就いているのは約63万1,000人。さまざまな理由からはたらけない人が約9割いる状況です。現状から、個々の能力や表現を仕事に結びつけ、選択肢を広げることが急務となっています。

また、約788万人の障害のある人のうち約4割が在宅。その中には、はたらきたくてもはたらけない人が多くおり、環境やしごとの幅を広げることで、多様なはたらき方をできる人が多数いるはずです。新しい技術を福祉施設や障害のある人、サポートする人の日常に取り入れるべく、さまざまな実践と多ジャンルの専門家による議論が進められています。

福祉

Q

私が参加できるイベントってありますか?

A

トークイベント、体験型ワークショップ、レクチャー、公募など各地で開催されています!ここでは特に「福祉」にかかわるイベントを紹介します。

トークやセミナーに参加したい!

 

2018年

9月1日(土)/神奈川
トークイベント「IoTとFabと福祉」
@ ファブラボ鎌倉

9月9日(日)/宮城
トークイベント「IoTとFabと福祉」
@ FabLab SENDAI – FLAT

10月4日(木)/京都
トークイベント「IoTとFabと福祉」
@ MTRL KYOTO

2019年

3月16日(土)/東京
「IoTとFabと福祉フォーラム」@ 東京大学 情報学環・福武ホール ※詳細は後日

 

体験型ワークショップやレクチャーに参加したい!

 

2018年

9月29日(土)/東京
1DAY Mini MAKE-A-THON
@ おおたFab
主催: 一般社団法人 ICT リハビリテーション研究会

自分でつくったものを応募したい!

 

FAB 3D CONTEST 2018
募集〆切: 2018年10月17日(水)

Fab IoT 福祉

Q

Fab(ファブ)の機材を持っていない人でも、試せる施設はありますか?使い方も学べるとうれしい!

A

日本はもちろん、世界中にFabのネットワークがあります!

興味はあっても機材を購入するのはハードルが高い!という人には、多様な工作機器を備えた地域の市民工房や「FabLab(ファブラボ)」の活用がおすすめです。専門の技術スタッフによる機材演習やワークショップイベントを企画しているところもあります。まずは、最寄りの施設を調べてみましょう!

FabLab Japan [全国各地]

Fabの基本理念を共有する、世界規模の市民工房ネットワーク。日本には20箇所点在しています。
http://fablabjapan.org/

GooDay Fab Daimyo [福岡]

「FUKUOKA growth next」施設内のDIYスタジオ。デジタル機器を有し、技術スタッフも常駐。
https://www.facebook.com/goodayfabdaimyo

MTRL KYOTO [京都]

デスクワーク、ものづくり作業、イベントなど多目的に使える空間。IoT機器もお試し可です。
https://mtrl.com/kyoto/

Fab